2007年11月30日
ちょっと紹介
ハッキリ言いまして、技術的な話とか経験の豊富さでは私など足元にも及びません
ブログで公開してますので、是非見に行ってください。 おススメです!
http://blogs.yahoo.co.jp/keey9423
先日、某メーカーの技術者から「ギア用SPLオイルが出来たので使ってみませんか?」と電話が。
もちろん大歓迎です。
多分、今日あたりに届くはず。 氏が言うには「金属への定着、油膜が切れた時の極圧性能がかなり向上してます」と。
「それじゃ かなり薄めに塗ってもいいってことだよね?」聞くと、「試せばわかります!」だそうな・・・
ん? それって試さないとわからないってこと?
オレが試して結果報告するの?
うぅぅぅ・・・ メーカーに利用されてる予感・・・
3つのメーカーから・・・
入荷したらレポートします
2007年11月21日
バレルの撮影
んでね、ちょっと撮影してみたんですよ。
難しいですねぇ・・・ なんだかさっぱりわかりません。
だれか良い方法を知ってる方、おしえてくださいませ。
一年ほど放置プレイのマルイ純正バレル。
汚れが付着してるのがわかりますか?
恐らくコレが着弾のバラつきを発生させる一つの原因。
クリーニングしたい気持ちを抑えて、この汚れた状態を温存します。
バレルの集弾性と汚れ、適したオイル、チャンバーにボロン皮膜などなど。
今後の実験でやりますので、キレイにしちゃったらダメなんです
実験材料が足りねぇ・・・
2007年11月20日
手巻きモーター
超ハイスピード型です
ウチらの仲間はセミオートオンリーで遊んでます。
なんで発射サイクルよりもセミのキレ重視。
一般的にはトルク型でハイボルトがセミ向きって言われてますが
このモーターの場合セミでも「ぴゅん!」って感じで回しちゃうので
非常にレスポンスがいい。
ただいま実験の生贄になってるスター製M4のノーマルモーターがウンコなんで
「作ってくだせぇ・・・」ってお願いしたら、速攻で作ってくれました。
まあ何回も巻きなおしたらしいのですが・・・
お手数かけます
ノーマルのメカボに使う場合「セミ限定」にしないと部品が耐ちません。
実際、タペットプレートがへし折れました。
しかし、つくづく思います。
恵まれた環境だと。
あとは現金を提供してくれる人が現れることを強く念じます。
2007年11月19日
事前テスト報告
メーカーが開発中のギア専用オイルは安全なのか?
そんな理由から性能テストの前に耐久性の事前テストを行ったわけですが。
http://abura.militaryblog.jp/t12993
生贄になったのはSTAR AIRCRAFT社のM4です。
ver2と基本的に同じなのですが、バネだけ取り外しが可能なので楽チンです。
スイッチユニットもオリジナルのモノを使っています。
さらにチャンバーがメカボに固定される方式になっています。
この辺の詳しい話は改めてレポートします。
さて、前回分解した時に内部を洗浄し
シリンダーとピストンヘッドにパウダータイプのボロン系潤滑剤を吹き付けました。
それ以外は何も付けていません。
白く付着しているのがボロンです。
恐らく不要分は飛んでしまうだろうと予想しました。
また、イメージとしては1マグくらい撃った時点で潤滑性能を失い
最悪クラッシュもありえるな・・・ と。
んで、これが今回分解した内部。
わかりづらいですかね?
摺動部にはちゃんとボロンが残ってます。
動きもシブくなってませんしOリングの変形もありませんでした。
ココまで4000発くらいの使用状況です。
続いてギア部分です。
こちらには「ギア専用」とだけ言われて詳しい内容は教えてもらってないオイルを
ちょっと心配なのでメーカーさんのアドバイスより多めに塗りました。
グリースと比べるとかなりサラサラでWAKOS ビスタックみたいにネバネバしません。
当初の予想「すぐに飛んじゃうない?」でした。
だってねぇ、グリースだってショボい奴は飛んじゃうしねぇ。
そしてコレが使用後。
わかりますか?
開けたときは「やっぱ飛んでるじゃん!」と思ったのですが
しっかりギアに油膜が保持されてます。
飛び散ってるのは余分に塗ってしまったオイラのせいなのね・・・
薄い油膜がちゃんと用を成してるのかが問題なのですが
ギアをふき取っても鉄粉が出てないし、汚れません。
ちゅーことは最低限の油膜でちゃんと潤滑してるってことですね。
ちなみに飛び散りもBOX内部にべチャべチャではなくて
一箇所にモコっと付着してる感じです。
実験結果をメーカーさんに話ししたら
「ボロンにはちょっと過酷過ぎるかも」
「長期使用の結果を見たい」
「ギアオイルはいっぱい付ければいいってもんじゃないですよ!」
「実はもっといいの作ってるんです( ̄ー ̄)」
わたくしの見解としては
【ボロン】
・シリンダー部に使用しても現段階では十分な耐久性がある。
・オイルに比べて非常に作動が軽い。
・ドライなのでチャンバー、バレルへの影響が少ない。
【ギア】
・低粘度なので抵抗が少ない。
・耐磨耗性は非常に高い。
・定着が良く、適量が摺動部に残る。
まぁ、初期実験ですからね。
このくらいが判ればいいんじゃないでしょうか?
まずは使っても大丈夫って事がわかりましたので
初速や回転数の変化を検証していきます。
予測
1、初速は上がる。
2、回転は上がる。
3、セミのレスポンスが向上する。
以上の3点を元に実験します。
けっこうめんどくさいねぇ・・・
2007年11月15日
こんな感じで遊んでます。
久々のサバゲに行って来ました。
通常のゲームとは違って「シチュエーション」を設定して
そのミッションを達成することが勝敗を決めるといったものです。
なので、生き残ったとか何人倒したとかは大きな問題ではなく
ゾンビだのオーバーキルだの「なにそれ?」って感じで楽しく遊べます。
ここ最近ハマってるのが「黒装備」VS「ゲリラ」
黒装備=SWATなのですが、SWAT側の人数を圧倒的に多くして
人数の少ないゲリラ側に有利なミッションを設定します。
今回はSWAT 18人
私らゲリラ 8人
この人数差でもミッションの設定でバランスがとれてます。
ちなみにAIMSはほぼノーマル 外装重視
ベアリング付きスプリングガイド
タペットプレートの2点のみ交換して
あとは潤滑油の実験台として生贄中です。
初速は事前に東京キャロルさんにて計測してあります。
ノーマル時 88~90m/sec 結構安定してますね。
調整後 95~96m/sec
タペットプレートは初速に影響ないと思います。
ベアリング付きスプリングガイドはスペーサー効果もあるので若干影響するのかな?
自分としてはバネが捩れながら伸縮することによるノイズや偏磨耗を緩和したいので
採用してます。
シリンダーはフックスのHP09(例の20000円スプレー)でコーティング
ピストンヘッドはシリコングリースを非常に薄く、油の付いた手でいじったくらいに塗り
ギアはメーカーさんからテスト品で貰った低粘度オイルです。
初速に関してはこれ以上必要ないですね。
場合によってはパワーありすぎ。
発射サイクルもおそらく限界です。
これ以上やるなら、更なる加工と専用部品が必要になり
大幅なコストアップと加工のリスク
そして部品への負担によるクラッシュも考えられます。
そもそも、いい大人がビームみたいなハイサイクルにして
「そこまでして勝ちたい?」と思っちゃいます。
まぁこの状態が維持できれば上記の組み合わせは「お勧めできるレベル」
ということですね。
2007年11月13日
コレがボロン含有の潤滑剤
こんな感じで、何のラベルも付いていません。
詳細は秘密のままです。
今のところ確認できているのは
①主な潤滑成分は「ボロン」である
②完全にドライ潤滑
③電動ユニットのシリンダーに適している(耐久性はテスト中)
④ガスブロのスライドに適している(耐久性テスト中)こんな感じかな?
ボロン=ホウ素
ダイヤの次に硬い物質で半金属であるとのこと。
半金属ってなんだ?
乾燥潤滑なので精密射撃をされてる方には最適でしょうね。
気温や湿度に影響されないし、粘性抵抗がないので
シリンダーやスライドの動きにムラがない。
わたくしはヘタレゲーマーなので精密射撃のレベルでレーポートできません
シューティング系の先輩方! 参考意見よろしくお願いします。
手入れもマメにするのでしょうから、そこそこの耐久性でもOKですよね?
チャンバーやバレルに油分が付くと弾道に影響があるのでコレもOK?
メーカーさん曰く 「内緒にしといてくださいよ~」なのですが
コッチにしてみりゃ「いいブログねたができた~」なのです。
そりゃね、開発中の新素材でサンプルまでもらっちゃたらさぁ
書いちゃいますよ。ぜったい。
次は「ギア用潤滑剤」を検証しちゃいます。
2007年11月12日
ガスブロでも実験開始
調子いいです
もうちょっと撃ち込んだら再度分解して公開します。 しばしお待ちを。
そこで、今回はハンドガンもやってみました。乾燥皮膜。
生贄になったのはWA MARSOC ノーマルです。
使用した油は例のボロン系、M4と同じものです。
今までガスブロに関してはWAKOS フッソ105を使用してました。
分解して清掃と脱脂作業をすすめていきます。
ちゃんと給油はしてきましたが・・・
結構よごれてますねぇ。
コレはやはり磨耗してるって事ですよね。
磨耗してるって事は抵抗があるって事。
WAKOS105はサラサラで粘性抵抗が少なく摩擦係数が少ないとしたら
スライド部分には適していると思われます。
気になるのは吹き付けたところに「お汁」が残るんですよねぇ。
一応ウェットタイプの潤滑剤ってことですね。
さて、ある程度きれいに出来ましたのでボロンの吹きつけ作業に
とりかかります。
吹き付けたら乾燥させて(5分くらい)組み付けます。
組み付けたらハミ出してしまったコーティングを歯ブラシなどで
落とします。
このコーティングは乾燥すると余分な成分が白くなります。
スライドを手で動かしてみます。
お! いい感じですねぇ。 非常に軽くサラサラ感が伝わってきます。
100発くらい撃ってからブリーチ部分の確認です。
わかりますか?
若干パールっぽい皮膜ができてます。
指で触ってみると、なんと言うか・・・
ベビーパウダーを塗ってあるみたいな、テフロンフライパンのような・・・
いまのところ「作動は軽く 異音なし 他の機関に悪影響なし」
ひとまずは定着したようなので長期使用して報告します。
2007年11月09日
AIMSが好きなんだよぅ
「そんなこと言われなくても知ってる」と言われてしまうでしょうね
INOKATSUからKITで出てましたが実売価格128,000円~ ・・・
コレは予算オーバー
そこで「作る」ことを決意したわけです。
当初はマルイAKベースで計画してスチールフレームなどをそろえ始めました。
でもねぇ、◎イのAKってオモチャっぽすぎ!
気に入らないからフロントベースやアウターバレル、サイト、ハンドガードなど
部品を変えていくと結構な金額になっちゃう。
ちょっと無理すればINOKATSU AIMS買えちゃうじゃん!
計画は完全に頓挫しちゃいました・・・
時は流れ・・・ (一週間くらいだけどね)
某ショップから限定でINOKATSU AKMコンバージョンキットが格安で発売されてるのを発見!
「これしかねぇ!」と即購入。
いいですねぇ オールスチール
質感、重量感 樹脂やアルミでは再現できませんな。
コレをベースにAIMSの特徴である「?」←こんな形状のストックを加工取り付けしていきます。
ストックは中国製DDR マルイ、G&P用の物を使います。
レプリカ品では一番本物に近く、ベースブロックがNC削りだしなので精度が高いだろうと。
問題はベース部分の形状がINOKATSUとは全然違うこと。
INOKATSU AKMのストック基部はこんな感じ。
四角柱の部分を切り落としてあげるのと
ベース部分をこんな感じに切削加工してあげなければなりません。
その他細かい加工も必要です。
そんなこんなで↓
いいかんじでしょ?
ハンドガードも交換して完成だよ~
2007年11月08日
事前テスト開始
「使用して問題ないか?」といったレベルのテストを開始しました。
なぜスターのメカボックスを選択したかというと、
バネを分解せずに抜くことが出来るのでメカボックスを開く時に楽チンなんです。
したがって組み付けも最後にバネを組むことが出来るので楽です。
そんなこんなで、ギアとピストン、シリンダを取り出して脱脂しました。
シリンダ内部にはホウ素皮膜(?) 皮膜になるのかどーかは未確認ですが
いわゆる「ボロン系」の乾燥潤滑剤を吹きつけて乾燥させます。
ピストンはヘッドのOリングに同じくボロン系の潤滑剤を馴染ませます。
いつもならOリングはシリコングリースを極薄く馴染ませるのですが
今回はココも完全にドライです。 失敗したら切れてしまうでしょうが
成功なら理想的な潤滑になるはずです。
画像は後ほどアップします。
ギア部分にはサラサラだけど吸着性が高いというメーカー営業さんお勧めのオイルを使用。
何でもカートのチェーンに使っても平気らしい。
でもチェーンルブみたいにネバネバしてません。
高速回転部位に使用しても油分が飛ばされない、
極圧性(焼きつかない)が高いとの言葉を信じ
少量を塗りつけ、再度組み上げ後軸受け部分にも少量注油しました。
こちらの画像も後ほど。
この状態で4,000発くらい撃ちこんでからバラして検証してみます。
2007年11月07日
放置プレイ・・・
長期放置しておりました
まだ、見てくれる方はいるのでしょうか?
ちょいとネタも溜まってきたので復活宣言いたします。
3月に書いた実験予告は事情により、ちょっと延期させてください。
計測する道具がいろいろと・・・
さて 今回復活する気になったきっかけがありまして、
とある潤滑油メーカーの方とお話する機会があり
電動ガンの話をしたら「面白そうじゃないっすか!」と。
そこから2ヶ月が経過し、先日いきなり「新素材の油です! これ、使ってみませんか?」
そりゃねぇ 断る理由はありませんよ。
そんなこんなで「久々にやってみるか!」となったわけです。
ホント、定期的に足跡を残してくれてる方もいっぱいいますし・・・
少しでも参考になるテストが出来ればと思います。
さてさて、今夜あたりから実験の下準備を開始しますが
何をやるのか?
①シリンダーの完全ドライ潤滑(新素材)
コレはですね、気温の影響を最小限にしたいのと油の粘性抵抗を極限まで低くするならドライしかないと。んで、どのくらいの連続使用に耐えられるのかをやってみてから初速変化などを見ていく予定です。
②低粘度ギア潤滑(新素材)
コッチはグリースに代わる潤滑を検証します。
グリースより柔らかい潤滑剤を使用した場合、一般的には抵抗が少なくなるはずです。
抵抗が少なくなればサイクルが「ハイサイクルになる」「セミのキレが良くなる」「バッテリーのライフが伸びる」
もちろんデメリットもあります。
クッション性が低くなるのでギアへのダメージがあるかも。
そして、作動音が大きくなるかも。
さらに、メンテナンスサイクルが短くなるかも。
まあギアボックス一つ壊すつもりでやってみますよ。